モルヌピラビル200mg40錠の在庫切れのご案内
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モルヌピラビル200mg40錠とは
モルヌピラビル200mgは新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症治療薬ラゲブリオカプセル200mgの同種同効薬です。
新型コロナウイルス感染症を軽症化・早期治療するために使用できるカプセルタイプの飲み薬です。
日本のラゲブリオカプセル200mgは新型コロナウイルスに感染しても重症化リスクがなければ病院から処方してもらえませんが、モルヌピラビル200mgは18歳以上の妊娠中あるいは妊娠している可能性のある人以外は服用可能です。
あらかじめ手元に置いておけば、重症化リスクがなくて病院から処方してもらえない方でも自宅にいながら新型コロナウイルス感染症を治療できます。
モルヌピラビル200mgは有効成分として抗ウイルス剤であるモルヌピラビルを配合しています。
モルヌピラビルはもともとインフルエンザ治療薬として開発されていましたが、新型コロナウイルス感染症の治療にも使用できるとして、現在では世界中の国々で使用されています。
海外のみならず日本でも特例承認として、医師に対して「適切な症例のみに対して予め有効性・安全性に関する情報を文書にて説明し、文書による同意を得てから投与」という条件のもとモルヌピラビルは使用されています。
モルヌピラビルはプロドラッグといわれるタイプのお薬です。プロドラッグとは服用する前は抗ウイルス効果をほとんど持っていない状態、もしくは完全に抗ウイルス効果のない不活性の状態で、服用後に体内で起こる代謝によって本来の抗ウイルス効果を発揮するようなお薬のことです。
モルヌピラビルは服用した後に体内で分解され、NHCといわれる状態で全身を循環します。細胞内にNHCが取り込まれると、そこでやっと抗ウイルス作用を持つNHC-TPになります。NHC-TPがウイルスRNAに取り込まれるとウイルスの複製でエラーが生じて増殖が阻害され、それによって治療効果が得られます。
このような作用機序のため、モルヌピラビルは発症後速やかに服用することが推奨されています。
新型コロナウイルスは発症日には体内のウイルス量がピークに達しており、重症化してしまうのを防いだり、他人への感染リスクを減らすためにもすぐに服用することが効果的です。
また、症状がよくなっても自己判断でモルヌピラビルの服用を中断せず、5日間は飲みきってウイルスを完全になくすようにしてください。途中で服用するのをやめてしまうとウイルスの数がまた増えて、症状が再発するおそれがあります。
モルヌピラビル200mg40錠の使用方法
- 通常、18歳以上の患者には、モルヌピラビルとして1回800mg(4カプセル)を1日2回、5日間服用する。
食事の有無にかかわらず服用できます。
副作用
- 主な副作用として、下痢、悪心、浮動性めまい、頭痛、嘔吐、発疹、蕁麻疹などが報告されています。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
- 体の両側にみられる大小の赤い斑点状の発疹等[中毒性皮疹]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。承認間もない薬のためまだ知られていない副作用やリスクがあるかもしれません。これまでに報告されていない症状・疾患があらわれる可能性もあります。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
使用禁忌・併用禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 妊婦または妊娠している可能性のある女性
使用上の注意
- 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症の重症化リスク因子を有する等、モルヌピラビルの服用が必要と考えられる患者のみ服用します。また、重症度の高い感染症患者に対する有効性は確立していません。
- 感染症の症状が発現してから速やかに服用を開始します。臨床試験において、症状発現から6日目以降に投与を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていません。
- 妊娠可能な女性は、モルヌピラビル服用中及び最終服用後一定期間は適切な避妊を行うようにしてください。
- カプセルは分解したり、嚙み砕いたりせずそのまま服用してください。